優里のスピ探究

霊的導き ツインレイ スピリチュアル探求の実録ブログです

私のために立てられたファミリー・コンステレーションに現れた存在は。

そして遂に、私のファミリー・コンステレーションを立ててもらう番となりました。「度重なる母の不幸の原因が家系にあるかどうか知りたい。」という私の要望にファシリテーターが「何が出てくるかわからないけれど、とにかくやってみよう。」と応えてくれてホッとします。ゲリーのアカシックリーディングでは断られてしまったけれど、やっと解決の糸口が見つけられるかもしれません。

 

私、父、母の代理人を選び、それぞれの代理人の立ち位置を感覚的に決めていきます。三人ともある程度の距離をとってバラバラに配置し椅子に座るとコンステレーションが始まりました。何が起こるのか、見守ることにしましょう。

 

 

私の代理人が両手で顔を覆って俯き、シクシクと泣き始めたわ。

しばらくすると父の代理人が母や私の代理人からさらに離れた位置に移動しドカリとあぐらをかいて座った。「オレは関係ない。」とでも言いたそう。

ファシリテーターがしんどそうにうなだれている母の代理人に「今の気持ちはどう?」と尋ねると「やりたくないけれど、やめられない。」と。母はデイケアの仕事は体力的にキツいし嫌なことばかり起こるけど生活の為には仕方がないと度々ボヤくの。きっとその事ね。

相変わらず私の代理人は泣いてる。

ふと何かに気付いたファシリテーターが窓に近づいていって上空の方を見上げると、人差し指を空中に立ててクルクルっと円を描いたの。何の合図かしら。

それからファシリテーターが誰の代理人とも告げずに小柄で体格の良い男性をコンステレーションに加えたの。その人は私の代理人の背後に少し距離を取って立ちその後姿をじーっと見つめています。

誰も動かない、じれったい時間が流れてく。

しばらくして母の代理人が私の代理人のそばに寄ってくると、突然ツカツカと小柄で体格の良い男性がやってきて母の代理人をドン!と押し、床に尻もちをつかせて転がしてしまった!

(えっ!どうして?!)

どかされた母の代理人ファシリテーターによってやや離れた場所に連れて行かれ、そこで母の母の代理人、母の母の母の代理人、母の母の母の母の代理人が次々と指名されていきます。母の母の代理人は背後から母の代理人の肩に両手を置くように指示され、その他の代理人たちも同じように連なっていって、まるでこどもの電車ごっこのように見えるけれど、これは多分母をサポートするために先祖たちがコンステレーションに加えられていったのでしょう。

そうやって母の代理人の状況が動いている中、私の代理人の方へ目をやってみると私の代理人は俯いてはいるけれど泣き止んでいて、小柄で体格の良い男性が後ろにピッタリついて立っています。母の代理人をどかしてからずっとそこに立っているみたい。そんなに…くっつかなくても、良いのでは…?

母の代理人に強力なサポートを付けた後、再び動きが止まってじれったい時間に戻ってしまいました。このコンステレーションの終着点はどこなの??

ポン。と小柄で体格の良い男性が私の代理人の肩に手を置いた瞬間、「そこまで!」とファシリテーターが止めに入り私の代理人に「お母さんに言いたいことは?」と尋ねます。

「私、自分の足で立ってる…。」

もうこれ以上大変なことが起きたら自分の足で立っていられないかもしれないと思いながら私はこの数日間を過ごしていたのに。私、救ってもらえるの?今の状態から抜け出せるの?

 

一旦ストップがかかりましたが、まだコンステレーションの終着点ではありません。

私の代理人は小柄で体格の良い男性の手を肩にのせたまま母の代理人の前に連れていかれました。

「さぁ、代理人と入れ替わって。」

私は椅子から立ち上がり、母の代理人と向かい合って立ち、肩には小柄で体格の良い男性の手がのっています。

「お母さん…。」

思わず声が漏れ、母の代理人と抱き合いました。抱き合う力動は私と母の代理人だけに働いたのではなく他の代理人たちも同じようにスーッと吸い寄せられ、肩に手をのせて繋がっていた全員がその手をのせたまま固く抱き合ったのでした。

 

 

「焦らなくていいのよ。」

私たちの抱擁を見守っていた私の代理人が優しく話しかけてきました。コンステレーションが行われている最中、ずっと私自身にそう言ってあげたかったのだとか。当時、仕事、子育て、家事のスケジュールに追われて毎日必死で走り回っていた私にはこれ以上無いというほど思いやりのこもった言葉が胸にしみて肩の力が抜けていきます。そうか、焦らなくていいんだね…。

ファミリー・コンステレーションは沈黙のまま進行していく時間のほうが長いので、発せられる言葉というのはそれほど多くありません。しかし、その数少ない言葉たちがこれほど的を得て意味のあるものだというのは、自身のコンステレーションを立ててもらって初めて分かったことです。

「自分の足で立っている」=「自立」

「焦らなくていい」=「未来を急がない」

これらの言葉は十年経った今でも、私の人生に役立つ貴重なアドバイスになっています。そして、コンステレーションの最中にファシリテーターが窓から招き入れた存在が当時出会ったばかりのツインレイであったことも後々明らかになっていくのでした。